令和4年第2回定例会が開催され、重要な議題が議論された。
本会議では、会議録署名議員の追加指名として黒須俊隆議員が選ばれることが決定された。さらに、議案質疑および委員会付託に関する案件が議題に上がった。
特に議案第1号の専決処分については、議員からの質疑はなく、異議のないまま原案が承認された。議長、北田宏彦議員は、その後議案第3号から第7号までを一括議題にし、これらの中で特に補正予算の必要性についての議論は多かった。
議案第8号については、金坂昌典市長が令和4年度一般会計補正予算の提案理由を説明した。今回の補正予算案では、歳入歳出予算に約1億7,648万8千円が追加され、総額は158億4,154万3千円となる。市長は、コロナ禍及び物価高騰による市民生活への影響を鑑み、大網白里市元気回復クーポン券の発行事業を提案した。
このクーポンは、市民一人あたり3,000円を配付するものであり、その根拠について商工観光課の深山元博課長が説明した。具体的には、地方創生臨時交付金を使用し、物価高騰に立ち向かうために必要な施策として示された。
会議はその後、休会についての議題が討論され、異議のないまま次回の会議が24日に開かれることが決まった。議長からは、発言通告についての注意も促された。議員たちは今後の課題に向け、しっかりと準備を進める意向を示した。