令和3年第1回定例会が開催され、議員からの市政に対する一般質問が行われた。まず、創政を代表し登壇した山下豊昭議員は、新型コロナウイルス感染症による影響や医療従事者への敬意を表しつつ、第6次総合計画の重要性を訴えた。具体的には、計画の概要や社会情勢に合わせた市政運営の必要性について市長に質問した。
金坂昌典市長は、過去10年間の振り返りから急速な社会経済情勢の変化を認識し、第6次総合計画の策定について触れた。この計画は、「未来に向けて みんなでつくろう!住みたい・住み続けたいまち」を掲げており、地域での連携を強調した。また、実施計画の進捗状況についても触れた。
森建二議員は、福祉施策や平時の防災対策について質問した。特に、新型コロナウイルス感染症の影響を鑑み、生活困窮者への支援体制を強化すべきだと主張し、市の対応を求めた。また、地域経済の現状と道の駅、観光事業を通じた地域振興の重要性を訴えた。
公明党の上代和利議員も質問に立ち、コロナ禍における健康への影響や、特に女性と子どもへの配慮が求められる背景を指摘。児童虐待防止への取組について意見を求め、関係機関との連携を強調した。特に、地域での情報収集の重要性が強調され、広報がカギであるとの見解を示した。