令和1年第2回定例会が行われ、出席議員数は17名で、活動の開始が宣言された。特に、市政に対する一般質問が焦点となり、多くの議員が市の課題に関する質問を行った。
まずは、秋葉好美議員による質問があった。彼女は、防災減災対策や交通不便地域の改善、観光振興について言及し、津波避難タワーなどの防災施設について具体的な進捗報告を求めた。特に、避難路の確保については多くの市民が強く要望していることを強調した。
その後、山田繁子議員が市政運営について質問を行い、参議院選挙を控えた中での市の公約の実行状況についても触れた。また、教育行政についても、その内容は重要で、特に学校における防災訓練の計画やいじめ対策、スクールソーシャルワーカーの配置の現状についての問合せがなされた。
続いて、黒須俊隆議員は、男女共同参画事業の進捗や、教育現場でのいじめ問題についても議論を進め、特に「安心して生活できる学校」の実現に向けた取り組みを強調した。さらに、商業施設における期日前投票所の設置についても幅広い効果が期待できると述べた。
一方、宮間文夫議員は、いじめ問題や保育園の無償化施策について具体的な数値を挙げながら、現在の課題を浮き彫りにした。また、液体ミルクの備蓄についても言及し、災害時における重要な備えとして推進を求めた。
前之園孝光議員は、男女共同参画の推進に対する考えや、幼児教育・保育の無償化の進展を質問し、特に県内の施策の比重について疑問を呈した。そして、地方創生に向けた新しい事業の推進についても提案した。