令和3年第2回定例会が6月8日に開催され、新型コロナウイルスワクチン接種を含む多くの重要議題が扱われた。
特に新型コロナワクチン接種については、接種の進捗状況や計画の見直しが議論の中心となった。
自民党の中野 修議員は、ワクチンの接種状況を詳細に尋ね、市内医療機関への接種の状況を把握しようとした。
健康増進課の齊藤 隆廣課長は、接種券の発送状況を明らかにし、高齢者に対するワクチン接種を8月中に完了させる見通しを示した。
また、社会資本整備事業については事業の進捗に関する質問がなされ、津波避難路や主要道路の維持管理についても議論された。
土屋 忠和議員および小金井 勉議員が、特に津波避難を想定した整備の重要性を訴え、その安全確保を求めたことが際立った。
自主財源確保については、ふるさと納税の活用が重要視され、管理や促進方法についての具体的な提案がなされた。
次に、行政は生理の貧困問題にも対応を加速させ、保健センターにおける生理用品の無償配布を開始した取り組みが評価された。
市内全小中学校にも配布され、必要な支援が届けられることが期待される。
最後に、公共交通機関の運行計画について触れられ、はまバスの運行継続に向けた実態と課題、地域住民のアクセスの改善が求められた。
行政側は今後も市民の要望を取り入れ、適切な政策の実施を目指す意向を示している。