令和2年12月15日、大網白里市で第4回定例会が開催された。重要な議案が審議され、特に補正予算案についての質疑が行われた。
出席議員は18名、定足数を満たしたことが確認された後、議会は開会した。議題には、一般会計補正予算や高齢者医療特別会計補正予算などが含まれており、議案第13号では新型コロナウイルスに関連した生活支援策が提案された。
金坂 昌典市長は、議案第13号の提案理由を説明。ひとり親世帯に向けた生活支援として、前回に続き1世帯5万円、第2子以降には1人当たり3万円を支給することを説明。これに必要な予算として2,268万円を追加し、予算総額を206億3,602万円に引き上げることを提案した。
議長の田辺 正弘議員は質疑を受け付けたが、希望者は出なかった。そのため、議案は討論なしで採決に進み、原案通り可決された。議案第12号の教育委員会委員の任命に関する質疑では、黒須 俊隆議員が、その任期中の委員の実績について質問。この件に関しては、再任された委員の活動実績が報告された。
議会の流れとしては、教育委員に関する質疑後、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決を行うことが決まった。全ての議案が無事原案通り可決された後、休会についての議題があがり、明日から7日間の休会が承認され、全ての日程が終了した。
議会は23日には再開する。市政の行方に注目が集まる中、今後の施策が期待される。