令和元年第2回定例会が開催され、市政への一般質問が行われた。議会には、創政から田辺正弘議員が登壇し、市政の現状や将来のまちづくりについて質問を行った。特に、金坂市長の財政運営とそれに伴う施策については強く問い質され、議員の間での意見も活発に交わされた。
田辺議員は、財政面が厳しい状況にあることを指摘し、特に市の財政が高齢化による医療費や扶助費の増加によって圧迫されていることを強調した。さらに、大網病院についても経営状態の悪化を問題視し、より一層の充実を求めている。特に、田辺議員は「公立病院の経営が厳しい」という認識を示しつつ、市民の生命を守るための施策が必要であると述べた。
また、田辺議員は市の重要課題として地区公民館や瑞穂コミュニティセンターの設置計画についても言及した。特に、瑞穂地区における地域住民からの長年の要望がある中で、現状では具体的な進捗が見られないことが強調された。市長からは、財政の持続可能性を考えながら地域のニーズに応える施策を検討しているとの連絡があった。
次に、平沢地区内の市道整備に関する質問もされた。田辺議員は生活道路の整備が進んでいない現状を踏まえ、早急な舗装化を求めた。特に、高齢化が進行している地域において、住民の安全確保が重要であると改めて訴えた。市の担当者からは、ぜひとも検討を行っていくとの回答があった。
さらに、田辺議員は大網駅からの京葉線始発についても言及し、通勤利用の利便性を向上させる必要性があると主張した。議会の場では、これまでの市民サービス向上に向けた取り組みについても話題となり、参加した議員からも地域のlderな意見が出された。
最後に推進中の新ごみ処理施設についても意見交換があり、地域のニーズや福祉に対する予算配分を質する場面が見られた。全体を通じて、議員たちの市民サービス向上に向けた思いが伝わる会議となった。今後の進捗において市民の要望に応えられる施策が強く求められることが示唆された。