令和3年6月8日、能代市議会定例会が開会されました。
本会議では、会期として本日から6月23日までの16日間が決定されました。
議長の菅原隆文氏は、出席議員19名を迎えながら、「今定例会では新型コロナウイルスの感染防止策を講じる」と強調しました。
議事日程においては、まず会議録署名議員として、渡邊正人氏と渡辺優子氏が指名されました。
続いて、今定例会の会期が決まり、異議なしとの声が上がりました。
それに続き、諸般の報告では、常任委員会所属の変更が報告されました。
そして、表彰状の伝達が行われ、庄司絋八氏、針金勝彦氏、菅原隆文氏の三名が表彰を受けました。
この場面では、会長からの表彰状が直接手渡され、会場から拍手が送られました。
市長の齊藤滋宣氏は、提出議案の説明を行い、新型コロナウイルス感染症対策について言及しました。
初めに、感染者が確認された状況や、その際に給食提供を停止した経緯について説明しました。
市民への感染対策強化のお願いも行われ、マスク着用や3密回避の重要性を訴えました。
新型コロナワクチン接種についても触れ、多くの市民が接種を終えたことを報告しました。
「1万460人が1回目の接種、3,264人が2回目を終えた」と具体的な数値を挙げて、状況を共有しました。
さらに、長期的な経済施策についても言及され、地域経済への影響を考慮した施策が求められていると強調しました。
「アンケート調査に協力した186団体のうち、86.6%が何らかの影響を感じている」と具体的な調査結果を示しました。
また、能代市の投票所の再編に関する計画についての説明もあり、54か所から37か所への再編が進められる予定です。
「再編に向け、市民への周知を進める」と市長は述べました。
この日の会議は、地域の重要な施策が議論され、今後の能代市の方針が示されました。
議長は、これからも市民の意見を取り入れつつ、円滑な運営を続ける意向を示しました。