令和4年9月能代市議会定例会が開催された。
出席議員20名、議長の安井和則氏が開会を宣言し、議事日程第7号に基づく議題が進行した。
具体的には、会議録署名議員の指名、会期の決定、諸般の報告、そして市長の提出議案に対する説明が行われた。
まず日程第1では、議長が会議録署名議員として、落合範良氏と小野立氏を指名した。続いて日程第2において、会期については本日から24日間の9月29日までと定められ、異議なく決定された。
日程第3では、いくつかの報告が行われ、情報が議員に配付された。その後、日程第4の市長説明へと移った。
市長の齊藤滋宣氏は、8月に発生した大雨に対する対応と被害状況を報告した。複数回の大雨によって、神戸市内では人的被害はなかったものの、家屋や交通インフラに被害が見られたことを強調した。特に市道や農地に影響が出ていると述べ、今後の復旧に向けての計画を示した。
新型コロナウイルス感染症についても言及し、感染者数が急増している現状での対応策を説明した。市長は、夏祭りや成人式をはじめとする行事を感染防止対策を重点的に進めつつ実施し、コロナ前の日常に戻すことを目指していると述べた。さらに、ワクチン接種が77.3%の市民に達し、4回目接種の呼びかけが続けられていることも伝えた。
次に、人口政策に関して、市は新たに移転を計画し、能代市の中心地に人が集まるよう施策を強化する努力を示した。この取り組みは、少子化対策や地域活性化に寄与することを狙っている。
他にも、能代港洋上風力発電事業などの産業振興についての進捗が報告された。特に、秋田洋上風力発電株式会社による洋上風力発電の本格運転が年末を見込んで行われるとのことで、地域活性化への期待も高まっている。
最後に、市が行っているのしろトクトク商品券などの支援策についても説明があり、必要な支援を行いながら、市民生活の安定を保つよう努めていく考えが示された。今回の定例会は、これら様々な情報を議員に提供し、今後の政策についての議論のスタート地点となる。