令和6年第3回半田市議会臨時会が3月29日に開催された。
議題には、市税条例や国民健康保険税の一部改正、道路工事の契約変更などが含まれた。
議長の沢田清議員の進行の下、全22名の議員が出席し、会期は1日と決定された。
最初に報告された内容は、福祉部長の竹部益世氏による公用車両に関する事故の和解報告である。
公用車の事故については、損害賠償の額19万8,880円を決定したという。
竹部氏は、「今後このような事故を起こさないよう努める」と述べた。
次に、議案第35号が扱われ、総務部長の坂元照幸氏は市税条例の改正案の内容を説明した。
主な改正点は、固定資産税などの税額計算や減額措置の変更を含む。
坂元氏は、「令和6年4月1日の施行に向けての準備を進めている」と強調した。
続いて、国民健康保険税の改正案について説明したのは、福祉部長の竹部益世氏である。
彼は、国民健康保険税の課税限度額が22万円を24万円に引き上げられる件を説明した。
反対意見も出たが、賛成多数で可決された。
最後に、道路整備工事という実務的な議案が提案され、建設部長の村瀬浩之氏による説明が行われた。
この契約変更は、国道247号に接続するための工事に関するもので、工事金額が約7億3千万円に上昇した理由は、土壌の状態変更などである。
村瀬氏は、「工期は変更しない」と報告した。
これらの議案は全て原案通り採決の結果、可決された。
議長は「全ての議事が終了した」と宣言し、臨時会は閉会された。