令和3年5月14日、半田市議会臨時会が開かれた。たくさんの重要な議題が議論され、その中でも議長・副議長の選挙が大きな注目を集めた。
まず、議長の辞職について審議された。副議長の澤田勝議員が、議長の辞職願を提出し、これが議題に追加された。全議員の異議なしで、沢田清議員の辞職が許可される。
その後、空席となった議長を選ぶための選挙が行われた。議長選は投票による方法が選ばれ、開票の結果、渡邉昭司議員が選出された。彼は新議長に就任し、就任挨拶で「円滑な議会運営に努めます」と今後の抱負を述べた。
次に、副議長の辞職に関する議題が取り上げられ、澤田勝議員が辞職願を提出した。これに対しても異議なく辞職が承認され、副議長の選挙を実施。鈴木幸彦議員が新副議長として選出され、「潤滑油となり、スムーズな議会運営を目指す」と抱負を述べた。
さらに、議案第39号に関連する半田市監査委員の選任も行われ、新たに山本半治議員が選任された。彼はこの役職に再度就くことになり、前任者の学びを生かすと誓った。
また、各常任委員会や議会運営委員会、政治倫理審査会の委員の選任も行われ、議員の指名に基づき、安定した運営体制が整った。特に、常任委員会の委員長には、山田清一議員が選ばれ、他の委員も新たに指名された。
最後に市長の榊原純夫氏が挨拶し、最後の議会となることを踏まえ、これまでの市政運営を振り返りつつ市民に感謝の意を表した。彼は「残された課題に最大限の努力を重ねます」と強調し、閉会となった。議会は午後1時58分に閉じられ、今後の運営に向けた新たなスタートとなった。