令和5年8月7日、半田市議会は臨時会を開催し、様々な議題に関する審議を行った。特に注目されたのは、専決処分の報告と補正予算案である。
議長の沢田清議員の呼びかけにより、会議は午前9時30分に開会した。出席議員は22名であり、特に報告第21号から第23号までの専決処分に関する審議が行われた。市民経済部長の大山仁志氏は、1つ目の消防車両が関係する事故について、損害賠償額が61,006円と決定したことを報告した。
記録によると、続いて福祉部長の竹部益世氏が同様の事故に関連する別の専決処分の報告を行い、今度は38,858円の賠償額が設定されたと強調した。また、建設部長の村瀬浩之氏は、道路管理による事故に関する専決処分について報告し、賠償額134,222円が決定されました。これらの事故の背景には、市が行う除草作業や管理が適切に行われていなかったリスクがあったことが指摘された。
その後、会期の決定として、今回の臨時会が1日限りであることが確認された。次に、議案第46号から議案第48号までの補正予算案が一括で議題に上げられた。福祉部長による説明では、介護保険事業特別会計の補正予算が790万円追加されることとなる。
後期高齢者医療事業特別会計でも530万円の補正が必要とされており、それぞれの額は当初の見込みを超えていることに起因するものである。これにより、総額が97億7,430万9,000円に増加する。
議案第48号に関しては、道路整備工事の契約について報告され、工事費はおおよそ6億5,780万円とされ、名古屋市の業者が請け負うことが決まった。特にこの工事は、環状線を国道247号に接続する重要な案件とされている
一連の議論を経て、すべての議案は、賛成全員により可決された。市議会は、今後の業務が円滑に進むことを期待しつつ、臨時会を終えることとなった。