令和3年第4回臨時会が5月13日午前9時30分から開催され、議案や報告が審議された。
本会議では、鈴木健一議員、鈴木幸彦議員、山本半治議員の会議録署名議員が指名された。続いて市長をはじめとする各部長が出席し、報告や議案の説明を行った。
会期は本日から14日までの2日間と定められた。
特に目を引いたのは、除草作業中に発生した事故に関する専決処分の報告である。教育部長の岩橋平武氏は、事故による損害賠償金が12万2,506円となり、今後の再発防止策として草刈り機使用の注意喚起が求められると説明した。市民からの理解と支援を促す姿勢が強調された。
半田市土地開発公社の経営状況報告では、今後取得する公有用地や処分にかかわる計画が説明され、用地の取得面積は1万6,947平方メートルで、事業費は約1億9,742万5,000円であることが示された。さらに、令和3年度の予算が収益的収入1億8,031万1,000円、支出1億8,359万2,000円に設定されていることも明らかにされた。
また、令和3年度の一般会計補正予算第2号、及び水道事業会計、第1号、下水道事業会計の補正予算第1号が一括議題となり、新型コロナウイルスワクチン接種に関する経費などを盛り込んだ内容が紹介された。特にワクチン接種に伴うコールセンターの体制強化として、受け付け回線の増加や人員の増員を図ることが明言され、市民に向けた周知方針も提案された。
最後に、常任委員会と特別委員会の中間報告も行われ、それぞれの委員会が進めている多様な課題への取り組みが示された。
会議は以上の内容をもって終了し、今後の取り組みが市民生活に良い影響を与えることを期待しつつ、散会となった。