令和元年5月15日、半田市議会臨時会第2回が開催された。
当日は、地方自治法に基づく報告が中心となり、事故に関する専決措置を議論する場となった。
報告第5号では、除草作業中の事故についての和解及び損害賠償額が報告された。企画部長の竹部益世氏は、住宅損傷事故に関して、賠償額が6万48円で、損害が発生した住宅の修繕費が全額自治体負担になると説明した。さらに、草刈り機使用時の注意喚起を強調した。
次に報告第6号では、消防団の公用車両が関係する物損事故の件が取り上げられ、総額12万1,716円相当の賠償が決定された。防災監の柘植信彦氏は、事故再発防止として、消防団員への周知徹底を約束した。
報告第7号では、半田市土地開発公社の経営状況についての説明が行われた。総務部長の山本卓美氏は、今年度の公社事業計画がJR武豊線の用地取得に関するもので、1,541平方メートルの用地取得が計画されていると述べた。
さらに、議案第40号から第42号にかけて、職員服務の宣誓に関する条例や市税条例、国民健康保険税条例の改正が提案された。企画部長は、元号変更に伴う条例文言の修正と、ふるさと納税制度の見直しについて言及した。特に、国民健康保険税の減額基準見直しについて、経済的負担軽減を図る取り組みを強調した。本議案はすべて採決され、原案通り可決される見通しだ。
また、各常任委員会と議会運営委員会がそれぞれ閉会中の調査事項を持ち寄り、会議の運営が円滑に進むよう、適切な報告と質疑が行われた。議長の石川英之議員は、全会議の進行、報告、質疑に対して、議員の協力を称賛した。最終的に、全ての議事が終了し、令和元年第2回半田市臨時会は閉会した。