令和5年第2回半田市議会臨時会が開催された。
この会議では、様々な議案が審議された。議題には専決処分に関する報告や、来年度の補正予算などが含まれている。
市民経済部長である大山仁志氏は専決処分の報告を行った。
報告第4号では、施設の管理瑕疵に起因する事故に関して、損害賠償の額が決定した。和解内容として、市は事故の責任を負い、車両修繕費全額を負担することを強調した。
損害賠償額は54,329円である。また、報告第5号に関して、同じく事故の和解についての報告も行われた。公用車両が関与した事故の損害賠償額は24,360円と報告された。市は事故の再発防止に向けて、点検と必要修繕を優先して行うと述べた。
続いて、総務部長の坂元照幸氏が令和5年度の一般会計補正予算に関する議案を提案した。総額が452億7,472万円となるこの補正予算は、保険衛生費や新型コロナウイルスのワクチン接種に関連する項目が含まれている。特に、福祉用具の購入や訪問介護の利用料に関する補助が追加されることになった。
また、文教厚生委員会の澤田勝委員長から、議案30号に関する質疑が行われた。この案件では、国民健康保険税の条例が法改正に伴い見直されることが報告された。条例改正により、所得に基づく税の軽減が図られる方向性が示された。
最終的に、議会は全体的に原案通り可決し、出席した議員20名の協力によって、議案の迅速な処理が実現した。議長の鈴木幸彦議員は、議員の協力に感謝し、今後の政策に反映されることを願った。この臨時会は、任期ラストの議会でもあった。
議事は午後1時23分に閉会した。