令和5年5月16日、半田市臨時会が開かれ、様々な議事が報告され、審議された。
日程の中で特に注目されたのは、工事請負契約の変更に関する報告である。建設部長の村瀬浩之氏は、この契約変更の詳細を述べた。変更した工事は「跨線橋整備工事その2」であり、請負契約金額は増加し、792万9,900円となった。これはトラッククレーンの機種変更が主な理由である。
次に、半田市土地開発公社の経営状況についても議論された。総務部長の坂元照幸氏が報告を行い、令和5年度の事業計画と予算を説明した。この公社は複数の用地取得・処分を行い、総事業費は約1億2,500万円となる。また、予算に関しては収益的収入が約3億449万円、支出が約3億642万円とされている。
さらに、令和5年度半田市一般会計補正予算第2号も議題に上がった。この補正予算は、主に児童福祉や社会福祉に関するもので、物価高騰による生活支援のための給付事業が含まれている。総務部長が詳細な説明を行い、住民税非課税世帯に対しての3万円給付が計上された。
その後、この補正予算は文教厚生委員会で審査され、十分な質疑を経て原案通り可決された。委員長の坂井美穂議員が報告を行い、窓口業務の取り扱いについても説明したが、窓口業務は子ども育成課の職員が行うこととなった。
議事はその他、各常任委員会及び議会運営委員会における閉会中の調査事項についても審議され、全ての調査が継続されることが確認された。これにより、令和5年第3回半田市議会臨時会はスムーズに進行され、午前11時34分に閉会した。