令和2年第6回臨時会が7月2日午前9時30分に開会した。
主要な議題として、令和2年度半田市一般会計補正予算第8号が発表された。
執行部より総務部長の山本卓美氏が提案説明を行い、歳入歳出ともに1億83万8,000円の追加を盛り込む内容であることが強調された。
この補正予算は主に新型コロナウイルス感染症対策に充てられ、学校の生活支援員やスクールサポートスタッフの配置が計画されている。
教育課程の支援が必要とされる中、生活支援員の配置人数について鈴木健一議員は懸念を示した。
その点に対して、教育課長の森田知幸氏は、「現在の人数で十分」と回答した。
福祉関連の施策にも補正は行われており、文教厚生委員長の加藤美幸議員は、子どもの貧困対策事業や関連する学習支援の補助内容について詳しく質疑を重ね、必要性を訴えた。
将来的なエアコン設置の提案も続く中、同じく冷風機の導入も決定したが、これについても追加要望が予想される。
最終的に議案第58号は全会一致で可決され、令和2年度の予算が確定したと報告された。
この臨時会では、重要な案件が多く取り上げられ、市の予算編成における細やかな配慮が見られた。