令和5年3月、山梨市議会は定例会の第2日目を迎え、重要な議案が審議されました。
この日の会議には、市長の高木晴雄氏をはじめ、18名の議員が出席し、複数の補正予算議案が協議されました。特に、一般会計補正予算として第10号と第11号が重要な議題として取り上げられました。
総務常任委員会委員長の飯島力男氏による報告では、議案第1号として専決処分の承認が提案され、全会一致で承認されました。議案第19号の令和4年度一般会計補正予算(第10号)については、歳入減少的な要因を考慮しつつ、窓口での利用状況、特にコンビニ交付の利用が増加している事例についての説明がなされました。飯島議員は、「コンビニ交付による減免も少なからず影響を与えている」と述べました。
また、議案第42号の一般会計補正予算(第11号)も審議され、公共施設の管理や後期高齢者特定健診の受診者増に伴う繰出金の追加が承知されました。市長は、「価格高騰に対応するため、必要な経費を補正する必要がある」と強調しました。
このほか、議員の辞職願が提出され、飯島力男議員の辞職が全会一致で許可されるなど、議会内部の人事についても重要な決定がなされました。議長の木内健司氏は、「飯島議員には多大なる感謝とお疲れさまを申し上げる」との言葉でこれを締めくくりました。
挙げられた議案に対する質疑と討論は特になく、採決はスムーズに進行し、各募触予算案はすべて原案通り可決されました。会議の最後には、各常任委員会のメンバーに関する選任も決定され、合意形成が行われました。これにより、山梨市議会は今後も地域の課題に迅速に対応する体制を整えています。