令和6年3月、山梨市議会は定例会を開催した。
最初に、高木晴雄市長は、能登半島地震に関連して犠牲者への哀悼の意を表明し、事後対応について述べた。
今回の定例会では、市長から43件の議案が提出された。
特に、令和6年度の一般会計予算は235億5,500万円であり、前年度比3.52%の増加を見込んでいる。
予算の主な要因としては、公共施設の整備や人件費の増額が挙げられる。
その他、議案第1号では、令和5年度の一般会計補正予算も承認を求めている。
予算編成は地域振興に貢献するものであると市長は強調している。
また、定期監査結果報告では財政健全化が求められる中、特に人口減少問題が重要であると指摘された。
高木市長は2023年の訪日外国人の消費額が過去最高になったと報告し、市の観光戦略が地元経済に与える影響を再確認した。
加えて、新型コロナウイルスによる影響が多少改善しつつある中、新しい感染症対策にも言及された。
市長はワクチン接種体制の見直しが必要であるとも述べており、今後の動向に注目が集まる。
「年初に立てた計画は多くの事業に影響を及ぼす」と高木市長は締めくくった。
議会では、これからの人口問題や経済に対するビジョンも話し合われる。