令和5年3月山梨市議会定例会の第3日目では、各議員から令和5年度の当初予算や今後の市政運営に関する重要な質問があった。
最初に、向山輝議員(尚志会)が当初予算について取り上げた際、市長の高木晴雄氏は、令和5年度一般会計当初予算が227億5,300万円で、昨年比で12.7%の増額となったと説明した。
一方、ふるさと納税事業への依存度が高まる中で、その影響についても言及した。
向山議員は、「今後の予算の組み方が厳しくなる可能性を指摘し、様々な施策を取らなければならない」と述べた。
続いて、小野鈴枝議員(市民クラブ)は、デジタル推進施策の進展について質問。
市長は、新たにデジタル戦略推進担当を設置し、システム標準化や官民連携による人材育成を進める方針を示した。
ある議員は、山梨市立牧丘病院の訪問診療について質問した。
市長は、訪問診療の体制が強化され、24時間対応の体制が確保されていると答えた。
さらに、観光や商業振興としてふるさと納税の活用についても多くの質問が出た。
高木市長は、地域資源を活用した施策を進めていく意向を示した。
また、花かげホールの活用推進についても議論された。市長は、さまざまな文化活動を通じて地域の活性化を図る考えを示し、引き続き地域住民と連携を強める意向を述べた。
最後に、議長は、今後の代表質問においても迅速な対応を求め、次回の会議へと進めた。