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山梨市議会、給与条例改正や新型コロナ対策を議論

山梨市議会で新型コロナ対策や給与条例の改正が議論された。市民憲章が朗読された開会式も行われた。
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令和3年12月26日、山梨市議会定例会の初日が開催された。

開会に先立ち、山梨市市民憲章が朗読された。萩原弥香議員が行った朗読に込められた、市民の宝とする自然や歴史の重みが強調された。

さらなる議題として、令和3年度市長提出議案が上程された。高木晴雄市長は、「市政に対する信頼を築くことが最も重要」と述べ、提案理由を説明した。市長の2期目に向けた姿勢として、「結果を出すこと」に力点を置きながら、様々な課題にスピード感を持って取り組む意向を示した。

議案は計20件が提出され、その中には、給与及び旅費条例の改正や、新型コロナウイルス感染症対策に関する補正予算が含まれている。特に議案第77号では、職員の期末手当を改正する方針が示され、これにより議員の手当も0.15月減額することが提案された。土屋裕紀議員は、この提案に賛同を求め、国の経済状況を踏まえた必要な措置と述べた。

さらに、議案第85号において、国の新型コロナウイルス感染症経済対策に関連する子育て支援の現金給付が提案され、年内に5万円を支給する予定が示された。本議案は先議での決議を求められており、市民に対する支援の迅速化が考慮されている。

また、山議案第5号として議員報酬の一部改正が提案された。この改正は、経済情勢悪化への対策である旨が説明され、議会内でも変化が求められている。

この日の会議は、山梨市の市民生活に直結する重要な議題が数多く話し合われた。議長(矢崎和也議員)は、全議案についてエビデンスをもって審議し、適切な決定を促した。今回の会議を通じて、市民に寄り添った政策の実現に向けた継続的な努力が求められる。

議会開催日
議会名令和3年12月山梨市議会定例会第1日目
議事録
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