令和4年3月8日、山梨市議会が定例会を開催し、重要な議題が取り上げられた。
本議会で特に影響力があったのは、ロシアによるウクライナへの侵略行為に関する議案である。この議案は、土屋裕紀議員を代表として提出された。議員は、国際社会への影響や日本企業、在留邦人の安全を確保するため、政府に対して迅速かつ強い対策が取られるべきと強調した。
さらに、同様の動きとして、ロシアへの抗議の意見書も提出され、議会全体でこれら2件は採決され、原案の通り可決された。議長の矢崎和也氏は、これらの議案に対する議員の一致した思いを称賛し、決議の意義を強調した。
今回の議会では、令和3年度山梨市一般会計補正予算（第9号）の承認が求められた。飯島力男総務常任委員長は、各議案についての審査結果を報告した。特に、歳入に関する見込みが下がった理由として、未利用地の処分計画が影響していることが説明された。これにより、財産収入の減少が見込まれる。
また、高齢者医療関連の議案も扱われ、保険料の増加が影響していることが報告された。新型コロナウイルスの影響を受けた制度の見直しが行われ、必要な調整が図られた。議会の議論の中で、高齢者医療に対する支援の必要性も訴えられた。
最終的には、これらの議案が全会一致で可決され、各常任委員会の委員の選任も無事に行われた。今後に向けて、さらなる議会の活動が期待される。議長は、全ての参加者に対する感謝の意を表し、今後も地域のための活動を続ける旨を述べた。議長はまた、全員での挨拶を行い、この日の議会を締めくくった。