令和2年12月の山梨市議会定例会が11月25日に開会した。
出席議員は16名で、議長の三枝正文市議が会議を進行した。
最初に、市長の高木晴雄氏による提案理由の説明が行われ、議案は89号から105号までの17件であることが報告された。
特に、新型コロナウイルス感染症の影響による経済状況への対策が重要視され、市民や事業者への支援策が提案された。
高木市長は、「新型コロナウイルス感染症の拡大を防ぐため、今後も全力を尽くして参りたい」と述べ、市民の安全を保障するための取り組みを約束した。
議案の中には、給与及び旅費条例の一部改正も含まれ、議員報酬の引き下げが提案された。根津和博議員は「経済情勢の悪化に鑑み、議員報酬の見直しは不可欠」と強調し、議員間でも意見が一致した。
また、副議長の選挙では、根津和博議員が当選し、議場での就任挨拶が行われた。
議長は、根津新副議長の当選を承認し「市民のために働く姿勢を持って頑張ってほしい」とエールを送った。
会期は本日から12月21日までの27日間と決定され、議席の一部変更も議題にあがり、すべての議案が異議なく可決された。
新型コロナウイルス感染症に対する議会の対応についても、市長より説明がなされた。
山梨市は、感染拡大防止に向けた様々な対策を講じ、市民との連携を強化するとしている。但し、今後の感染状況により状況は流動的であり、継続的な対応が求められる。
議会終了後、全議員が相互に挨拶を交わし、円滑な議会運営が行われたことが確認された。