令和2年3月24日、山梨市議会では定例会が開催され、重要な議案が審議された。
この日の議事では、山梨市の高校生等医療費助成金支給条例を含む多くの議案が上程され、可決された。特に、議案第2号について、清水時保総務常任委員長は「全会一致で可決すべきものと決定した」と述べた。
また、議案第3号の山梨市空き地の環境保全に関する条例についても質疑が行われ、高木晴雄市長が要点を述べた。市長は、環境保全を強化する必要性を強調し、議員たちもこれに賛同した。
議案第30号、山梨市一般会計予算も重要な焦点となり、各委員会が審査を行った。元金の増額と利子の減額の要因に関して、財政課長の古宿昌士氏は「過去の大型建設事業の影響がある」と説明し、皆が関心を寄せた。
さらに、市民バスの運行に関しては、新型コロナウイルスの影響で利用状況が減少していることも課題として取り挙げられた。運賃収入の減少により、「委託料の増額も考えられる」との答弁があり、今後の対策が求められている。
議案第38号の水道事業会計予算においては、水道法改正に則った台帳整備のための委託料が話題となり、関係機関との協議が進められることが知らされた。これに対して、関係議員からの具体的な質問も多く寄せられた。
議案第44号から第50号に関しては、市長の高木晴雄氏が関連する人事議案を説明し、一括で採決が行われ、全て原案通り可決された。
これらの議案の可決を受けて、村田浩議員が副委員長に選任された議会改革特別委員会では、更なる議会改善に向けた取り組みが進むことが期待されている。