令和6年6月28日、山梨市議会は定例会を開催し、重要な議案が審議された。
本会議では、4件の専決処分承認議案が提示された。これらの議案、具体的には山梨市税条例や都市計画税条例の改正を含むもので、すべて原案通りの承認がなされた。
各議案に対する審査結果報告が行われ、総務常任委員会の三枝正文議員が、議案第55号から第58号までの原案を全会一致で承認すべきと述べた。また、議案第62号において住民基本台帳管理システムの改修に関するスケジュール説明もあり、関連するデジタル化の進展が強調された。
経済・建設常任委員会からの報告では、駐車場条例の改正について、利便性向上を図るためのカーシェアリング導入が議論された。さらに、農業支援に関連した補助事業の重要性も指摘された。
女性差別撤廃条約選択議定書の批准を求める議案では、議員の萩原弥香氏が提案理由を説明した。その中で、日本がこの条約を批准していない現状や、国際的なジェンダー平等の必要性が強調された。議案は全会一致で可決され、これにより地域から国に向けた意見が表明された形となった。
会議では、東山梨行政事務組合議会議員の補欠選挙も実施され、向山輝議員が当選したことも報告された。議員の派遣関連では、今後の予定に基づき適切な派遣内容を決定した。最終的に、すべての日程が無事終わり、議会は閉会した。