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韮崎市議会、2021年定例会が開会し市長が施策を報告

令和元年9月の韮崎市議会定例会で、市長が施策を報告。市民参加を促進し地域振興に注力する姿勢を示す。
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令和元年第3回韮崎市議会定例会が令和元年8月29日に開催された。

出席した議員は17名であり、特に内藤久夫市長は、様々な施策を報告した。定例会では、会務報告や市長所信表明が行われ、市民の参画や地域振興に向けた取り組みが強調された。

議長の宮川文憲氏は、定例会において280名を超える市民が参加した議会報告会を振り返り、多くの意見をいただいたことに感謝を述べた。次回の市議会議員一般選挙に向け、任期最後の議会である本定例会が重要であると指摘した。議員各自が市民全体に奉仕し、誠心誠意運営に邁進する決意を示した。

続いて、内藤市長は自身の視察活動について述べた。7月の頭に、チェコ共和国やフィンランドを訪問し、教育や福祉について学んだ成果を今後の施策に生かす意向を示した。特に、子育て環境の充実を重視し、幼児教育・保育の無償化に向けた取り組みを報告した。

また、防災体制の強化についても言及し、具体的には市総合防災訓練や地域防災の取り組みについて説明した。その中で、昭和34年の台風による災害を忘れず、次世代にその教訓を伝える意義を強調した。

商工業振興については、国の支援を活用したプレミアム商品券の販売や企業の魅力を伝えるイベントを企画したことが紹介された。具体的には「ニラサキオープンファクトリー」を開催し、市内の企業22社での見学会が行われ、市民から好評を得た。しかし、今後も経済情勢や環境の変化に注意が必要であるとも述べられた。

最後に、内藤市長は市制施行65周年を迎えたことを受け、様々な記念イベントや企画展を通じて市民の文化活動の活性化を目指す考えを示した。これらの施策は、市民がより良い生活を送るための基盤となることを目的としてる。議員らは市長からの提案について協力を誓った。一連の報告を受けて、議長は市議会の一層の活性化を求めた。

今後は、9月9日に一般質問を行い、市民の意見を直接聞く機会を設ける予定である。また、投票しやすい環境整備に向けて、期日前投票の設置についても触れられ、今後の展開に期待が寄せられた。

議会開催日
議会名令和元年第3回韮崎市議会定例会
議事録
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