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韮崎市議会、2022年度予算や新条例を審議

韮崎市議会は2022年度の補正予算や新条例を審議。学資支援や個人情報保護など重要議案が多数提出された。
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令和4年12月21日、韮崎市議会定例会が開催された。本会議では多くの重要な議案が審議され、特に予算関連の案件への関心が高まっている。

まず、議案第66号から第69号にかけての一括審議では、4つの補正予算が提案された。内藤久夫市長は、「一般会計補正予算は4億6,831万2,000円の追加、国民健康保険事業会計は73万9,000円の減額」と説明した。市長の発言からは、なるべく迅速に各事業に必要な資金が供給されるよう努めている様子が伺えた。

次に、議案第70号の個人情報保護条例施行に関する提案では、今福治総務課長が詳細を説明した。新たな条例では、開示請求の手続きが整備され、特に開示決定に関する期限が短縮されることが強調された。これにより、住民に対する透明性が一層向上すると期待されている。

さらなる重要議案として、議案第75号の「韮崎市立病院設置等に関する条例の改正」についても多くの懸念が示された。市立病院事務局長の宮澤祐仁氏は、「訪問看護ステーションの設置に伴い、必要な改正を遂行する」と述べ、地域医療の充実に向けた施策を強調している。

また、議案第76号の育英奨学金に関する改正案では、貸付額の増額が提案された。佐藤道平教育課長は、「経済的理由で進学を断念することが無いように」との意図を示し、具体的な数字として年額60万円への増額が言及された。

このように、本定例会では市民の生活に直結する重要な議案が多く審議され、市長及び各課長からも意見が多く出されたことが印象的である。今後の委員会での審査が注目される。

最後に、議案第78号及び第79号では甲府市との連携協約の締結や指定管理者の指定についても扱われた。地域の発展とともに、市民にとっての利便性向上に資する議案として位置づけられている。

議会開催日
議会名令和4年第4回韮崎市議会定例会
議事録
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