令和元年第2回韮崎市議会定例会が、令和元年6月24日に開催された。
今回の議会では、保護財産区管理会委員の選任が議題となった。議案として提案されたのは、第一鈴嵐、第二鈴嵐、第二御座石前山、旭山、八森、戸沢日影半腹裾の各恩賜林保護財産区の委員選任である。
内藤久夫市長は、それぞれの候補者の氏名や生年月日を紹介し、議会の同意を求めた。すべての議案は異議なしで原案通りに可決された。これにより、各保護財産区の新委員の選任が進められる。
また、財務常任委員会からは、令和元年度韮崎市一般会計及び介護保険特別会計の補正予算が報告された。守屋久財務常任委員長が、両案件について慎重に審査した結果、全員一致での可決を報告した。
その後、総務教育常任委員会からの報告も行われた。こちらは消防ポンプ自動車購入契約や非常勤職員の報酬改正についての案件が全員一致で可決された。特に、韮崎警察署の名称存続を求める請願が注目され、賛成者が名を連ねた。
また、市民生活常任委員会からは、税条例や災害弔慰金の支給等に関する条例改正の報告がなされ、こちらも全て原案通り可決された。改めて、地域住民の福祉向上を目的とする議案の通過が期待される。
議会は今後の予定として、市議会報告会の実施を発表した。市民の意見を反映し、地域の課題解決に寄与することを目指すという。議長の宮川文憲君は、議会の円滑な運営に感謝の意を述べた。議会の全議事は、全ての案件が可決された後に終了し、その後閉会の宣告があった。議会における議論を通して、韮崎市の今後の発展が期待される。