令和3年第1回韮崎市議会定例会が開会した。
開催にあたり、浅川 議長が「日常回復へ向けた明るい兆し」を期待し、重要案件に対し議員各位の慎重な審議を求めた。
今回の定例会は、令和2年度補正予算や令和3年度当初予算、条例の制定を含む重要な案件が多数提出されている。
特に、市長の所信表明において、内藤 久夫市長は新型コロナウイルスの影響に言及し、政府の緊急事態宣言を受けた取り組みについて説明した。
健康づくり課の職員増員やワクチン接種体制の確立など、具体的な施策も明かされ、市民への迅速な対応を強調した。
また、地域経済の支援策として、「チームにらさきエール商品券」の販売や小中学校の施設改善などが挙げられた。
内藤市長は、警察署の名称問題にも触れ、署名活動に感謝しながらも今後の対応を注視する姿勢を示した。
さらに、全体的な市政運営の見通しについても楽観的な見解があり、特別会計に関する予算案の説明も行われた。
今回の議会は21日間の会期で、議案は財務常任委員会に付託され、引き続き検討される。議員や執行部は市民福祉の向上に向けた活発な議論を期待されている。