令和元年10月17日に開催された韮崎市議会臨時会では、議長選挙や多くの人事案件が取り扱われた。
まず、議長の選挙では宮川文憲議員が当選した。宮川議員は「市民の信頼に応え、一層開かれた議会を目指す」と述べた。
次に副議長選挙では秋山祥司議員が選出され、彼もまた議長を支えることを誓った。双方が新たな役職に対する責任感を示した。
議席の指定においては議長が指名し、各議員の役割が明確化された。また、会議録の署名議員としては中島美弥子議員と小林恵理子議員が指名された。
続いて常任委員会及び議会運営委員会の委員選任が完了し、スムーズに運営されることが期待されている。
また、議案第87号として「成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化に関する条例」が上程され、内藤久夫市長が提案理由を説明。樋口治元秘書人事課長が具体的な法律改正の内容を詳細に説明した後、質疑が行われたが、発言は無く、原案通り可決された。
次に議案第88号では、市監査委員の選任について内藤市長が報告し、こちらも異議なしで同意されている。
その後、選挙管理委員会委員及び候補者の選挙も問題なく済ませ、次々と関連議案が承認された。
臨時会は多くの人事選挙と法案の可決という重要な役割を果たし、議会の機能回復に寄与した。事務局は次回議会に向けて、引き続き準備を進めていくことが求められている。
このように、韮崎市議会は新たな体制に移行し、今後の健全な運営が期待される。