令和5年第4回韮崎市議会定例会は、2023年12月25日に開催された。主要な議題には、補正予算の承認と新たな条例の改正が含まれている。
財務常任委員会からは、令和5年度韮崎市一般会計補正予算(第5号)を含む7件の補正予算に関する報告が行われた。委員長の内藤正之氏は、全ての案件が原案通り可決すべきと強調した。これは、委員全員が出席した中での慎重な審査の結果であり、市民生活や事業者支援を考慮した結果である。
また、総務産業常任委員会からは、職員給与条例や情報通信に関する複数の条例改正が報告され、秋山祥司委員長は原案通り可決するべきとの見解を示した。市民の利便性向上につながるとし、慎重な議論の結果、全ての案件が可決された。
文教厚生常任委員会でも5件の条例改正が扱われ、委員長の木内吉英氏は、地域医療の充実などを目的とした改正案が可決されることとなった。特に、韮崎市立病院に関連する議題が関心を集め、より良い医療サービスの提供に向けた前進が期待される。
選挙関連では、複数の県有財産保護組合議会議員の選挙が挙げられた。各地域から選ばれる議員数は明確にされ、議会の運営において指名推選が決定された。清水康雄議長は、選挙の方法について特に問題がないことを確認し、円滑な進行を図った。
最後に、議長は閉会の宣告を行い、参加議員や市民の健康と安全を守るための今後の取り組みについて言及した。議会は市民福祉の向上と市政発展に努めることを再確認し、議会の進展を務める旨を述べた。今後も、地域の議会は市民からの信託を背負い、責任を持って施策を実行していくことが求められる。