令和2年10月21日、韮崎市議会臨時会が開かれ、重要な議題が次々と議論されました。
主な課題は、教育委員会委員の任命、国民健康保険税条例の改正、議長・副議長の辞職・選挙、監査委員の選任などです。特に、新たに選任された教育委員会委員について、市長の説明が求められました。内藤久夫市長は、内藤和彦氏の任命理由を述べ、議会の同意を得て進行しました。
また、議案第83号「韮崎市国民健康保険税条例の一部を改正する条例」が報告され、文教厚生常任委員会で全員一致で原案可決が決定されました。文教厚生常任委員長・小沢栄一氏は、委員会での審査結果を報告しました。
続いて、宮川文憲氏の議長辞職願が提出され、議長の辞職を許可する運びとなりました。これにより、議長選挙が行われ、浅川裕康議員が新議長に選出されます。その際、浅川議員は議長就任にあたって、自らの役割を果たす意思を表明しました。また、前議長の宮川氏は任期を振り返り感謝の気持ちを述べました。
副議長の秋山祥司氏も辞職し、新たに清水康雄議員が副議長に就任しました。清水議員は、議会運営の円滑化と新たな挑戦に意欲を示しました。
本会議は、監査委員の選任や峡北地域広域水道企業団議会議員の補欠選挙も行われ、多岐にわたる議題が扱われました。多くの議案が原案通りに可決され、議会の流れを整える重要な会議でした。議会事務局長は、臨時会の閉会に際し、執行部に対し効率的な行財政運営を求めました。
このように、議会が円滑に運営され、市民の福祉向上に寄与する様々な決議がなされました。新しい議長と副議長の元、今後の韮崎市議会の活動に期待が高まります。