令和5年第2回韮崎市議会定例会が開催され、重要な議題が審議されました。
今回の定例会では、韮崎市農業委員会委員の任命や固定資産評価審査委員会委員の選任が中心テーマとなりました。特に、内藤久夫市長が議案第55号として農業委員会の新たな委員の任命を行う必要性を強調しました。
農業委員会に関する法律に基づき、19名の新委員が任命され、今後の農業振興に寄与することが期待されています。続けて、内藤市長は議案第56号の提案において、固定資産評価審査委員会委員を小野千秋氏に選任する旨を説明しました。市長は、これにより市の固定資産評価の透明性向上を目指すと述べました。
さらに、公平委員会委員の任命に関する議案第57号でも、内藤市長が必要な手続きを進める重要性を強調しました。加藤進氏が新たに委員に選任され、委員会の運営が円滑に進むことが求められています。
また、環境保護に関する多数の管理会委員の選任が一括で行われたことも特筆されます。第一鈴嵐恩賜林から戸沢日影半腹裾恩賜林までの管理会に対し、総勢19名が新たに選任されました。これにより、地域の森林保全活動が強化される期待がされています。
本議会では、財務常任委員会や総務産業常任委員会からの報告も行われ、令和5年度一般会計の補正予算が可決されました。市議会は、今後も市民の声に耳を傾け、市政の透明性向上に努める方針を示しています。
議長の田原一孝氏は、閉会に際し市民への感謝を述べつつ、今後の議会報告会などについても案内しました。特に、市民との対話を大切にし、地域の課題解決に向けて力を入れていく考えを示しました。