令和元年第2回韮崎市議会定例会において、議員からさまざまな質問が上がった。特に国民健康保険や特別障害者手当についての質問が取り上げられた。特に資格証明書の発行件数が昨年度に比べて増加傾向にあることが指摘され、市長の"個々に対応"する姿勢が求められた。
一方で、国民健康保険税の滞納者に対する差し押さえ件数も増加しており、ひときわ厳しい状況が浮き彫りとなった。このような中、地域医療の中核を担う韮崎市立病院の患者満足度調査に関する報告も行われた。厚生労働省の指導に従い、調査結果の公表が求められる中、病院側は内部での対応に焦点を当てているようであった。
次に、過去の報告書では、特別障害者手当の受給者が20名の中、周知の不十分さが浮き彫りになった。
また、園児や児童の散歩や通学時の安全対策が強調され、地域単位での減災リーダーとの連携の重要性が指摘された。更なる安全対策の強化を願う声も強く、市民生活の質の向上に向けた取り組みが求められている。
最後に、自衛隊の明記に関する憲法第9条改正問題では賛否がかれる中、市長の見解も求められ、その意義が討論された。平和を守り、戦争を回避する視点が重要視されるなか、地域でも強い関心が寄せられている。本定例会では多くの問題が議論され、今後の取り組みに期待が寄せられている。