韮崎市で行われた令和2年第1回定例市議会では、様々な市政一般についての質問が行われた。特に新学習指導要領が話題となり、内藤正之議員が英語教科化やプログラミング教育の現状を問いただした。
内藤議員は、特に小学校における英語授業の増加について慶賀しつつ、今後の対応としてALTs(外国語指導助手)との協力体制を整える必要性を訴えた。教育長の堀川薫氏は、既に取り組まれている体制について「児童が外国語に親しむ授業が進んでいる」と答弁した。
また、また別の質問ではプログラミング教育について言及があり、内藤議員は現場の教師が直面する不安に対してICTアドバイザーの活用を推奨した。しかし、授業の現状や具体的な改善策については今後の課題として残っている。
農業振興策の中では、内藤市長が地域の新規農業者の支援について言及、県やJAとの協力体制強化を約束した。しかしその一方で、農家の後継者不足や担い手の高齢化に対する懸念は依然として存在している。