令和2年6月23日、韮崎市議会は定例会を開催した。議題では、令和2年度韮崎市一般会計補正予算が提案された。市長の内藤久夫氏は補正予算の内容について詳細を述べた。
補正予算額は2億6,409万3,000円であり、歳入歳出それぞれの追加が含まれている。歳入では、国庫支出金が1億4,292万7,000円、新型コロナウイルス感染症対応による臨時交付金を含むため、2億円を超える金額が計上されている。
具体的には、文化施設感染症防止対策事業費補助金やひとり親世帯への特別給付金など、生活支援に直結する援助がポイントになっている。また、教育費では感染症対策のための経費が増加していることが報告された。
特に、内藤市長は「市民の生活を守るため、必要な補正予算を編成した」と強調した。この予算は、市の社会的責任を果たすものであり、議員からも理解を得ながら円滑な審議を進める必要があるという意見がありました。
議案は財務常任委員会に付託され、今後の審査において具体的な内容に関する意見交換が行われることが期待される。市民の暮らしを支える各種施策が盛り込まれることにより、早急な状況改善がなされることが求められている。今後、議会は新型コロナウイルス関連の支援策としてどのような対策を拡充していくのか注目が集まる。