韮崎市では、新型コロナウイルス対策として、ワクチン接種が着々と進められている。しかし、電話予約がつながりにくい状況が続き、高齢者からは不安の声が寄せられている。市は、その対策として、専用の電話相談窓口を設置し、コールセンターへの問い合わせが殺到する中で、効果的な対応を図ってきた。今後も、年齢階層別や地域別に接種券の発送を行い、予約促進のための施策を検討している。特に、障がい者施設や高齢者施設の利用者、職員には優先的にワクチン接種を進める方針を示しており、民生委員にも協力を要請するなど、市民全体の健康を守るために努めている。
また、韮崎市営総合運動場では新体育館の建設計画が進行中である。建設地は韮崎中央公園周辺に変更され、これが新たに設置される体育館の中心となる。市は、整備基本計画改訂版に基づき、公共施設の稼働率向上を目指し、体育館が地域のシンボルとなることを望んでいる。過去には水害リスクを含む、いくつかの要因が影響し、設計や計画が見直されてきた。今後は新体育館の設置に向け、地域住民の意見も取り入れながら進めていくとしている。