令和3年4月22日、下松市議会臨時会が開かれ、議長及び副議長の選挙が行われた。
この臨時会では、まず議長の中村隆征氏が辞職を許可された。辞職願は、地方自治法に基づいて岩田議長から朗読され、異議なしと認定された。
次に行われた議長選挙では、氏名を記載した投票によって、中村隆征氏が再選を果たした。これに対し、彼は「皆様の支援に感謝し、議会の存在意義について考える機会を持ちたい」と述べた。議員としての3年間の経験を元に、議会の役割に疑問を呈し、今後も問題に取り組む意向を示した。
続いて、副議長選挙が行われ、近藤康夫氏が新たに副議長に選出された。彼は議会の存在意義の重要性を強調し、コロナ禍の影響についても触れた。市民の交流が制限される中で活発な議論を促していく考えを示した。
常任委員会の委員の選任も行われ、各委員会の委員長と副委員長が決定された。総務教育委員会の委員長には金藤哲夫議員が選ばれ、建設経済水道委員会には永田憲男議員、環境福祉委員会には松尾一生議員がそれぞれ委員長に選出された。
また、周南地区衛生施設組合や周南東部環境施設組合、周南地区福祉施設組合の議員選挙も行われ、有効投票により金藤哲夫議員らが当選した。
最後に議長は、次回は4月26日午前10時からの会議を告知し、会議を閉じた。