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下松市議会、令和4年度一般会計予算を可決

下松市議会は令和4年度一般会計予算を224億円で可決。教育事業やインフラ整備を重視。
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令和4年3月24日に行われた下松市議会定例会では、様々な議案が審議された。中でも特に重要な議案の一つが、令和4年度一般会計予算である。この予算は、歳入歳出総額が224億5,000万円で、前年より11億5,000万円の増となっている。これは5.4%の増加を示しており、委員会からは教育関連の予算も含まれていると報告された。

予算に関する質疑が行われ、教育行政における令和4年度予算の反映については、教育ソフトの整備やICT担当教育指導員の増員が計上されているとの回答があった。また、教育研修の効率化や負担軽減対策に関しても、市の方針が示された。

次いで、下松市職員の勤務時間等に関する条例改正についても審議が行われた。特に不妊治療のための休暇制度が新設されており、全員一致で可決された。

さらに、市内の公共施設の利用料改定や消防団員の報酬に関する条例の改正についても、質疑応答が交わされ、それぞれの議案は全員異議なく通過した。

加えて、地域の生活環境に影響を与える重要な予算である国民健康保険特別会計予算も審議された。この予算の歳入歳出総額は53億8,100万円で前年より1億6,700万円の増となり、特に特定健診率や収納率の向上に努める予定であるとされた。

また、一般的な経費の増加に対する議論も交わされ、地域住民の負担を軽減できるような取り組みについても意見が出された。

議案全体を通しては、長引くコロナ禍の影響の中、一定の範囲で必要な支出の見直しや適切な予算の編成に向けた工夫が求められた。特に、教育や福祉といった分野の予算に関しては、地域のニーズに応じたバランスの取れた予算編成が求められていることが強調された。

最後に、シルバー人材センターに関連する計画も取り上げられ、国の制度改正に対応した支援が求められるとの意見が出され、採決の結果、議案は原案のとおり可決された。

議会開催日
議会名令和4年第2回下松市議会定例会
議事録
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