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下松市議会、令和3年度補正予算と議員報酬減額案を審議

下松市議会は令和3年度の一般会計補正予算案や議員報酬減額案を審議し、重要な課題に迫る。
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令和3年6月30日、下松市議会は第5回定例会を開催し、複数の議案を議論した。

この日の主な焦点となったのは、議案第35号の令和3年度下松市一般会計補正予算(第3号)だ。金藤哲夫氏(総務教育委員長)は、歳入歳出に1億900万円の追加を提案し、補正後の予算総額は215億117万6000円になると報告した。さらに、新たな措置として下松市中小企業不況対策特別融資の利子補給が含まれることが明らかになった。

質疑では、金藤氏は公共施設総合管理計画の改訂業務に関して、既に安全安心を目的とした個別施設計画が作成されていると述べた。また、恋ケ浜緑地庭球場の改修事業に関連しては、人工芝導入の理由が雨天時の使用を考慮したものであるとし、維持管理費が安価であることも強調した。

一方で、議案には反対意見もあった。田上茂好議員は、投票所の統廃合に伴う高齢者への影響について問題提起し、「本市の投票率低下を防ぐためにも移動投票所の設置が必要」と訴えた。

討論では、サポート策の必要性に言及しつつも反対の意見が続出。特に、報告されたスポーツ振興くじ助成金の多額化が懸念されるとし、田上氏は「庁舎におけるゴムボートの必要性について、安全を重視するための配備が計画されていることも忘れないでほしい」と述べた。議案は賛成多数で可決される結果となった。

また、議員提出議案第1号については、議員報酬を2021年7月から12月まで10%減額することが提案された。市民の生活を守るための取り組みであるが、議員の生活にも影響を及ぼすための議論が行われ、最終的に属する議員の意見を反映しつつも賛否が分かれた。結局、今回は全会一致ではなく、賛成少数で否決された。

この議会では新型コロナウイルスの影響を背景にした補正予算案の認可に関する熱心な討論が行われ、複雑な市民の期待と実情が反映されることの重要性が再確認された。

議会開催日
議会名令和3年6月第5回下松市議会定例会
議事録
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