下松市では、市制施行80周年を記念して、健康ウオーキング大会を開催する。大会は10月27日に米泉湖で予定され、地域住民の健康促進を目的としている。
昨年度の大会では、300人以上の参加があり、アンケート結果も踏まえた改善点を盛り込んだ内容が期待されている。このウオーキング大会は、健康増進を促し、市民の皆様の参加を促す取り組みとされる。これにより市民が日常的にできる運動量を増やすことが重要な目的となっている。
一方、国民宿舎「大城」の運営に関して、年度末時点で、昨年度の1,980万円の赤字を計上。今後の経営健全化に向けた中長期計画が策定され、運営方針を見直すことが求められている。市は財団法人との協議を行い、円滑な運営を図るための対策が模索されている。
また、森林環境税の譲与税の利用について、地域の森林整備の推進に向けた取り組みが重要とされ、意向調査や森林経営管理制度を活用し、地元の意見を反映させる形で進める必要があると認識されている。
さらに、下松市の農業施策も課題に直面しており、特に遊休農地、担い手不足、高齢化が進行している。この中で、農業振興に必要な施策を今後どのように進め、地域農業をどう守るかが大きな課題であるとされる。具体的には、担い手の確保や新規就農者を育成するための支援が鍵となる。農業公園の運営も安定して行うための方策が必要であり、法人格の取得なども検討されている。
総じて、これらの施策は、地元住民の安心感や地域社会の活性化を図るものであり、さまざまな課題への対応が求められている。市民が参加できるような仕組みや情報提供が不足しているとの意見もあり、今後の取り組みが注目される。