令和4年6月16日に行われた下松市議会定例会において、様々な重要な議題が取り上げられた。
最初に、渡辺敏之議員は下流の安全を第一にするダム管理の必要性について言及した。
近年の異常降雨により、ダム下流での被害が深刻化している。
そのため、末武川ダムの事前放流を早急に行う必要があると強調。
市長の國井益雄氏は、県と連携し末武川流域における災害対策を進める考えを示した。
さらに、渡辺議員は温水プールの早期修復に関しても質問。
昨年5月に使用停止となり、13か月が経過した。温水プールが完成した当時、多額の税金が投入されて建設され、その劣化原因が明確にされず、再開が待たれる状況である。
市長は、劣化の原因を調査中で改修計画の策定を進めていると述べた。
また、火葬場に関する質疑が行われた。議員は新たに建設される火葬場で1万円の使用料が徴収される計画に疑問を抱き、これまでの無料のサービスが変更される理由を明かしてほしいと求めた。
副市長は、火葬使用料は施設組合の議会で決定されることを強調した。
さらに、教育に関する質疑もあり、学校での心の教育の重要性が言及された。
特に、いじめや不登校問題に対する取り組みや、映画制作を通じて支援する方法について議論が進められた。
教育長は、心の教育の推進が必要であり、具体的な映像を通じた取組も模索していると述べた。