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村山市、令和2年度補正予算を可決 3億409万円を新型コロナ対策や豪雪対策に追加

村山市議会臨時会で令和2年度一般会計補正予算が可決。新型コロナ対策や豪雪対策に3億409万円を追加する。
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令和3年1月28日、村山市議会臨時会が開催され、重要議題として令和2年度村山市一般会計補正予算が上程された。

今回の補正予算は、コロナ対策、豪雪対応など市民生活に直結する内容が盛り込まれており、総額192億4,182万円となる。

志布隆夫市長は、「新型コロナウイルスワクチン接種事業、除雪事業、在宅福祉事業、緊急経済対策事業に3億409万1,000円を追加する」と述べ、特に大雪への対応が急務である旨を強調した。補助金の増額内容には、飲食業への市独自支援金も含まれ、市民生活への影響を大きく軽減する方針が示された。

質疑では、中里芳之議員が飲食業界への支援金について言及。商工観光課長は、支援対象は飲食業とタクシーなどであり、「食材納入業者は含まれていない」と回答した。これに対して議員は、「包括的な支援が必要」と訴え、さらなる支援策の検討を求めた。

特に高齢者向けの福祉支援についても、除雪扶助費が1世帯あたり3万円から7万円へ引き上げられることとなり、市民からは感謝の声が寄せられている。

また、ワクチン接種に関連しては、中里議員が安全性や有効性について質問。保健課長は国の方針に従い、必要な情報を適宜提供していく考えを示した。市長も接種を率先して実施すると表明し、住民への教育及び広報の重要性が再確認された。

さらに、審議の中では豪雪の影響による経済的支援の必要性が強調された。本年は昨年に比べ、食材・物資の納入に関する業者の悩みが相次いでおり、商工観光課長は「市内事業者へのアンケート結果をもとに、必要な支援策を講じる」と述べた。

議会は本日、議第1号の補正予算について原案通り可決し、今後、支援内容や施策が実施されることとなる。市民生活への影響を減らし、経済活性化を図るための施策が期待される。それに伴い、市としても継続的な対応と検討を進めていく構えだ。

議会開催日
議会名令和3年1月村山市議会臨時会
議事録
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