令和3年第4回村山市議会定例会が9月27日に開会した。この議会では、柴崎亮太議員の当選や志布隆夫市長の当選を祝福し、新たな出発を誓った。議会の会期は10月14日までの18日間に決定され、豊富な議案が上程される運びとなった。
本定例会では、令和3年度村山市一般会計や介護保険事業特別会計の補正予算の承認が主要な議題として挙げられた。具体的には、議第39号の一般会計補正予算が1,155万6,000円を追加し、147億1,817万4,000円となることが提案され、また、議第40号についての承認も求められた。
令和2年度の一般会計決算につきましては、歳入が251億8,422万6,189円、歳出が236億6,421万9,900円とされ、残額は15億2,000万6,289円であることが報告された。この内容に対して監査委員より、適正であるとの意見が示された。
また、条例改正案では、にぎわい創造活性化施設の設置に関する条例や、個人情報保護のための条例の改正が挙げられた。特に、議第49号の条例案は、市民生活の質向上を目的とした施策であり、地域の活性化に寄与すると期待される。
さらに、教育環境の充実や市民福祉の向上を目指すため、様々な施策の実施が求められた。市長の志布隆夫氏は、「次の世代に引き継ぐ魅力ある村山市」を基本理念に掲げ、議員各位の理解と支援を強調した。今回の議会を通じて、より良い村山市の実現に向けた取り組みが進展することが期待される。
村山市議会のメンバーは全員出席しており、議会の会期中には定期的に質疑応答や討論が行われる。
次回の本会議では、上程された議案についての審議が予定されている。