令和2年9月31日、村山市議会は令和2年第6回定例会を開催した。
この会議において、令和2年度村山市一般会計補正予算の承認が議題となりました。志布 隆夫市長が提案した内容には、豪雨災害に対する当市の復旧支援が含まれています。
特に、予算として追加される15億1,506万8,000円は、農業施設や林業施設の災害復旧、それに公共土木施設の災害補正など様々な事業に充てられる予定です。
また、令和元年度村山市一般会計の歳入歳出決算に関する議案も上程されました。こちらでは、総額209億4,190万8,996円の歳入が報告されており、その中から歳出は200億2,764万9,222円という結果が示され、歳入に対する黒字を維持するための取り組みが強調されました。特に地方自治法に基づく監査委員の意見とともに、総務課長の説明がなされました。
さらに、非常に重要なテーマとして、新型コロナウイルス感染症の影響への対応や、地域の財政安定のための意見書を提出することも決定されました。この意見書は、地方税の減収に対する救済措置を国に求める内容となっています。秋葉 新一議員が述べたこの意見書提出は、地域経済への影響を踏まえ必要不可欠であると広く賛同を集めた形です。
議会は、さらなる議案の審議を進め、特に議第63号の専決処分に対する質疑応答も迅速に進められました。その他、様々な人事案に対する採決も行われ、円滑に議事が進められています。