令和4年6月7日、村山市で定例会が開催され、市政に対する一般質問が行われた。
はじめに、細矢清隆議員が児童や生徒のトイレ利用について質問を行い、学校のトイレ環境改善について状況を尋ねた。さらに、教育長の奥山竜一氏が、学校内で排便に関する現状調査を行い、特に健康上の問題については報告がなかったと強調した。
次に、吉田創議員が高速道路開通後のまちづくりについて質問した。市長の志布隆夫氏は、高速道路の開通に伴い、駅西開発や新道の駅整備、南原集積地の工業団地整備に向けた方針を述べ、村山市の発展に向けた取り組みの重要性を述べた。
さらに、阿部正任議員が空き家問題について言及し、豪雪がもたらした被害やその後の対策に関して市長に質問した。市のまち整備課長は、空き家の増加について現在552件とし、217件が危険空き家であると報告した。
加えて、南原集積地の工業団地整備についても触れ、商工観光課長は、今年度に実施予定の農村産業法実施計画についての意向を説明した。
また、税務課長は、督促及び評価を行う滞納者に対する状況を報告し、効果的な対策について議論を交わした。特に、滞納税に関しては、悪質滞納者への強制徴収などの対応策を講じていると述べた。
持続可能な環境衛生行政に関連して、その取り組みの重要性と、特にプラスチック資源循環促進法への対応についても議論が行われた。市民環境課長は、廃棄物処理や資源の循環を重要視する方向性を示した。
全体を通し、多岐にわたる議題について議論が交わされ、村山市の多様な課題に対する具体的な対策が模索される重要な会議となった。事務局や各課の協力のもと、質疑応答が行われ、村山市の未来に向けての様々な意見が交わされた。今後の取り組みを注視する必要があるだろう。