令和5年9月14日、村山市議会の定例会が開催された。
今回の会議では、決算7件や条例案4件、補正予算3件が討論され、すべての案が全会一致で可決されたと報告されている。
初めに、総務文教常任委員会の矢萩浩次議員が、予算と決算の審査結果を報告した。
この中で、特に市民センター条例の改正や、消防団員の職員定数の見直しを挙げ、その重要性を訴えた。具体的には、議第55号の市民センター条例改正では、地域に合わせた施設運営が求められ、今後の検討が課題となった。
また、産業厚生常任委員会の細矢清隆議員は、議第58号のふれあいセンター廃止に関する条令案についても言及し、地域における役割の見直しが必要だと主張した。
次に、決算特別委員会からは田中正信議員が、令和4年度の決算7件が適正に執行されたことを報告し、効率的な運営がなされていることを確認した。
地方自治法に基づく適正な質疑が行われ、すべての議案に異論は無く、可決された。また、議会改革特別委員会からも改革の進展が報告され、広報・広聴委員会の設置や議員の定数削減が議題に挙げられた。
この日の議会では、特に発議案についても一定の議論が展開された。
発議第3号から第5号の条例改正案により、議員定数の見直しや新たな委員会の設置が提案され、全会一致で承認された。これにより、村山市議会の組織改革が一歩進んだと評されている。
さらに、志布隆夫市長からは市政運営に関する感謝の意が表され、議会の重要性が再度強調された。特にこの議会は、任期中最後の定例会であり、立候補予定の議員への再選への期待が込められた。
今後も市民の声を反映しながら、村山市の発展に寄与することが求められている。