令和元年第4回村山市議会臨時会が11月1日に開会した。
出席した議員は16名であり、定足数に達したため議会は成立した。
議事は、まず仮議席の指定から始まり、次に議長の選挙が行われた。年長の田中正信議員が臨時議長として議事を進行した。
議長の選挙では、大山正弘議員が10票を獲得し当選した。新議長は「市民から信頼される議会構築のため努力する」との決意を示した。
続いて副議長の選挙が行われ、石澤祐一議員が指名され、無異議で当選が決定した。副議長は議会運営の公正さを強調した。
会期は本日から5日間と決定し、午前中は議席の指定や会議録署名議員の指名を行った後、選挙管理委員の選任へと進んだ。
その後、16件の議案が上程された中で、最も注目されたのは一般会計補正予算と功労表彰に関する議案である。市長の志布隆夫氏は、補正予算の内訳として、余暇開発費、定住促進対策費などを強調し、総額は約130億円に達することを説明した。
また、議案第75号から第77号までは功労表彰の議案であり、長年にわたり村山市議会で活躍した議員に対して、功績を称えるものであった。これらの議案は全て質疑なく、無異議で可決された。
監査委員の選任及び教育委員会委員の任命においても、適切な人選が行われた。議長からは、選挙管理委員の重要性についての発言があり、選挙の公正さを保つことを全員が確認した。
市長は最後に、改めて功労者への感謝を述べるとともに、市政の未来に対する期待を表明した。議会は午前11時58分に散会した。