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村山市議会、補正予算2件を承認 子育て世帯への特別給付金に注目

村山市議会が臨時会で補正予算2件を承認。特に、子育て世帯への特別給付金が注目され、迅速な支給が求められている。
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令和4年第1回村山市議会臨時会が1月28日、開会された。

議長の秋葉新一議員は、出席議員が定足数に達していることを確認し、会議を開始した。

本議会では、会議録署名議員の指名や会期の決定、そして補正予算に関する議案が中心課題となった。まず、日程第2として会期は当日1日と決定され、議案の上程が行われた。令和3年度村山市一般会計補正予算に関する2つの議案、議第1号及び議第2号が審議される。

市長の志布隆夫氏は、補正予算の提案理由について詳細に説明した。特に、子育て世帯への臨時特別給付金については、「新型コロナウイルスの影響で急速に感染が拡大しており、地域経済への影響が長引くことを懸念している」と強調した。

具体的には、議第1号においては、子育て世帯への特別給付金給付事業を緊急に実施するため、専決処分を行う必要があった。昨年12月には子ども1人あたり5万円の給付を決定しており、給付金の支給は迅速に完了しているとのことだ。

高橋菜穂子議員は、給付金の給付状況を尋ね、「執行率が6割に到達した状況を踏まえ、残りの4割に対する対応が必要」と要望した。市長は、申請が必要な世帯に対しての周知活動を強化する考えを示した。

議第2号では、住民税非課税世帯などに対する特別給付金や地域経済活性化策について議論が行われた。中里芳之議員は、家計急変世帯を含む広範囲な周知の重要性を指摘し、具体的な例示を求めた。福祉課長は市報や窓口での情報提供を通じ、周知に努めると回答した。

また、農業支援についても言及され、米価下落への対応が求められた。高橋菜穂子議員は、小規模農家への支援策を議論する際、柔軟な考慮が必要と訴えた。市長は、米価下落の影響を受けている状況を理解し、適切な措置を検討すると約束した。

最終的に、議第1号及び議第2号の議案は承認され、全日程が終了した。志布市長からは、市民の思いを受け止め、これからも市政運営に携わることへの誓いが述べられた。

議会開催日
議会名令和4年第1回村山市議会臨時会
議事録
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