令和4年第4回村山市議会定例会が、6月3日午前10時に開会した。
議長の秋葉新一議員は、出席議員が全員であることを確認し、会議の成立を報告した。最初の議事として、会議録署名議員の指名がなされた。指名されたのは、柴崎亮太議員、田中正信議員、菊池貞好議員の3名である。
次に、会期の決定が行われた。会期は6月3日から6月20日までの18日間とすることが決定された。この会期中の会議予定についても、議長から説明があった。
日程の続きとして、議案の上程が行われた。特に、議第33号と議第34号の条例案についての説明が行われ、志布隆夫市長が提案理由説明に立った。議第33号は、行政手続の簡素化を図るための改正であり、押印義務の見直しが盛り込まれている。
また、議第34号は、地方税法の改正に基づくもので、住宅ローン控除の特例延長や、株式に関連した税制の見直しが含まれている。副市長の原田和浩氏も、この議案の補足説明を行った。
続いて、議第35号である補正予算に関する委員会付託の議題が提案された。この補正予算は、新型コロナウイルスワクチン接種事業に必要な費用として約2億5千万円が追加されるもので、総額は159億7千万円に達する予定となっている。
議長は質疑の省略を確認し、条例案2件と補正予算1件をそれぞれ所管の常任委員会及び予算特別委員会に付託することを決定した。特に補正予算の審査には、専用の予算特別委員会が設置される。
最後に、議第11号についての請願も委員会に付託されたことが報告され、すべての議事日程が終了した。議長は午前10時15分に散会を宣言し、会議は終了した。