令和6年2月21日、墨田区議会で行われた定例会において、様々な議題が取り上げられました。特に、災害対策、プラスチックごみの資源回収、災害廃棄物の処理についての議論が中心となりました。
先月発生した能登半島地震を受け、被災地への支援策や災害対策についての動向が議論されました。あべきみこ議員は「ペットの避難計画が重要である」と報告。防災対策としてペットの健康管理やしつけの重要性が強調され、飼い主に対策を講じるよう周知していく方針が示されました。
また、災害廃棄物の処理に関しても、被災者からの苦情やトラブルを防ぐための具体的な対策が求められました。区長の山本亨氏は、「迅速かつ適正な廃棄物処理を進めるため、必要な人員や資材を事前に検討する」と述べ、改善策への取り組みを確認しました。
プラスチックごみの資源回収に関して、甲斐まりこ議員が質問。新たなモデル事業での回収実績が報告され、エコ活動の重要性が再確認されました。区は、戸別収集や防風ネットの導入により、さらなる回収率向上を目指す方針を示しました。
議案に関しても、墨田区手数料条例の一部改正や一般会計補正予算、後期高齢者医療の協議などが報告され、国からの支援金や地域の事業に充当されるとの説明がありました。
そのほか、災害時における生活環境の悪化に伴う健康リスクや、地域の協力を促す取り組みについても引き続き議論が行われ、今後の具体的な方策については今後の会議で検討されることとなります。